仙台市立小中学校事務研究会会則・細則

 

研究会各部活動

 

平成 30年度事業計画

 

各部の課題と方針

 

 

1.研究会

 平成29年度に調査研究部を中心にして「仙台市立学校事務研究会のグランドデザイン」について調査研究を進めていただきました。その内容につきましては,昨年度12月に開催いたしました全体研修会時中間発表,及び,只今総会前に提案発表をしていただきました。この内容を基に,グランドデザインで目指す研究会活動を具現化していくことを目標として,研究テーマ・サブテーマを

「人をつなぐ 未来へつなぐ 笑顔かがやく学校運営のために」
〜目指す事務職員像の実現に向けて〜

に設定し,今後の活動を進めていく事を提案させていただきます。

  昨年度,文科省を中心に学校事務職員の位置づけを,「事務に従事する」から「事務をつかさどる」に変更する法改正がなされました。単なる言葉の変更と捉える方がいらっしゃるかもしれませんが,「学校における一定の仕事(職務)を事務職員が責任を持っておこなう。」と法律で制定したと理解ができるのではないでしょうか。

  「政令市権限移譲」,「チーム学校」,「学校の多忙化解消(働き方改革)」,「学校間事務連携(学校事務の共同実施)」そして『「従事する」から「つかさどる」へ』それぞれが独立した形で取り出されていますが,それぞれ私たち事務職員に対する可能性への期待が多く込められていると思います。これらを一つ一つ読み解き,私たち一人一人が実感している思いを加え,まずは5年,さらには10年先に対応できる学校事務,学校事務職員像を調査研究すること及び,教育センターと連携をとりながら期待される事務職員の実現に向けて,着実に研修を進めていきたいと思います。

 本年度は,昨年度同様事務研修T・Uにより全会員にに共通する研修を実施いたします。平成29年度の研究大会は,権限移譲により先行きに見えない部分が多々ありましたので,どのような状況になっても本務に専念できる環境を確保するということを優先し研究発表を中止して,代わりに講演とパネルディスカッションでの「全体研修会」として実施いたしました。本年度は現状,移譲前のように危惧する部分はありませんので,例年通り「研究大会」を実施をいたします。本年度の研究大会では,研究テーマ・サブテーマを新たに設定しての活動初年度となりますので,新たな研究テーマ・サブテーマに即した内容での講演,研究討議を実施いたします。平成31年度からは調査研究部,各地区の調査研究発表を加えての大会を予定しています。多くの会員の皆様から「学校事務職員」としての「夢」と,たくさんの「可能性」を言葉にしていただき,研究テーマ,サブテーマの実現に向けた調査研究を進めていただきたいと思います。

  関係団体との連携につきましては今年度も連携を密にし,進めていきたいと思います。
当研究会は「仙台市小・中学校教育研究会の学校事務部会」の活動も兼ねております。また,「政令市学校事務職員研究協議会(以下「政令市事務研」)」にも引き続き加入をしていきます。政令市事務研は全国の政令指定都市学校事務研究団体が加入する団体です。
規模の大小,地域柄の違いはありますが同じ政令指定都市ということもあり,それぞれが抱えている諸課題,取組内容に共通点が多く当研究会としても参考になる課題,取組が多くあります。「宮城県公立小中学校事務職員研究会(以下「宮事研」)」につきましては,同じ宮城県内の学校事務職員の研究団体です。今後も積極的に情報交換等も含めた交流を図ってまいりますので皆様のご協力もお願いいたします。本年度は10月に宮事研を主管として,「東北地区公立学校事務研究大会」が名取市を会場に開催されます。東北六県の学校事務研究団体が一堂に会して各県の取組等を発表する場となっておりますので,多くの方のご出席をお願いいたします。

 今後の課題といたしましては,「震災経験(記録)の継承」が挙げられます。東日本大震災の発生から7年が経過いたしました。会員の皆様は,その時を様々な立場で経験をされていると思います。自然災害ですので必ずとは言えませんが,宮城県沖を震源とする大規模の地震は30年周期といわれています。次に発生する地震は東日本大震災よりさらに大規模かもしれませんしそれほどでもないかもしれない・・・。そのような状況下,間もなく震災を学校職員として経験をした学校事務職員が半数以下になります。地域にもよりますが,学校において通常では想像のできない状況が多く発生しました。この経験の記録は,研究会としてまとめていますが,災害時の学校事務職員の役割は様々あります。危機管理の観点からも重要なことですので,この経験(記録)の「次世代への継承」についてどのようにしていくべきか検討をしていかなければなりません。会員の皆様のご意見等よろしくお願いいたします。

 震災前から続けられている「学校間事務連携」の試行が平成31年度に完全実施の方向で現在準備が進められています。仕事の方法等大きな変化が予想されます。現在出されている実施要項案には,新たに学校間事務連携グループが作られること,そのグループには「班長」が役職として置かれ,さらに「班長会」も設置されることが記載されています。

  これまで学校間事務連携試行に参加されたことがある方であれば,研究会活動とからめて様々問題点が思い浮かぶのではないでしょぅか。他政令指定都市事務研究会においては,学校間事務連携の完全実施により研究会活動の中心を担う役員等の大幅な世代交代を図っているところもあります。

  このようなことから,今後,完全実施に向けて詳細が示されることにより研究会組織について大幅に見直さなければならないことが見えてきています。私たちにとって「活動しやすい研究会」としての形について検討を始めなければならない時が来ています。
役員会を中心に議論を進めていくことになりますが,各地区においてもご意見等お寄せください。よろしくお願いいたします。

  県費負担教職員から仙台市行政職員へ

 誰もが経験のしたことの無い大きな変更から1年が経過しました。無事経過したのか,これからまだ何かあるのか・・・。未だ,この政令市権限移譲に関しては行き着く先がはっきり見えていない部分があるような気がします。そのような中ではありますが,平成31年度「学校給食会計の公費化」が実施に向けて着実に進んでいます。さらに,先ほども述べましたが約10年試行が続けられている「学校事務の学校間連携」の完全実施が予定されています。私たち学校事務職員を取り巻く環境はまだまだ形が変わります。

  「働き方改革」という考え方が学校にも積極的に取り入れられてきています。学校そのものも大きく変わる転機に入って来ていると思います。言い換えると「不安定な状態にある」とも言えますが,何もかもが不安定というときは「不安」が大きくなりがちです。が,しかし「不安定」ということはこれからどのような形にも変えられると捉えることもできます。私たちは大きなチャンスを得ていると思うべきだと考えます。

  これからの3年〜5年という時期は,「学校事務」そして私たち「学校事務職員」についての新たな領域へ踏み入れる可能性を秘めています。研究会の活動としては,私たち一人一人が各学校において新たな力を発揮する可能性について積極的に研修をし,調査研究を行い発表していくことで,新しい「学校事務職員」という職を一つ一つ積み上げ,創り上げることができる時期だと思います。特に,これからの世代の皆様には,「まだよくわからないから」ということを口実にせず,積極的に今それぞれが感じている「私たちの可能性」を声にしていただけることを期待しています。

  「大きな変化」とばかり毎年申し上げて,一体いつ落ち着くんだと思ってしまいますが,是非この変化を私たちの学校事務をよりよいものとするためのものと捉えやりがいの一つに加えていただきたいと思います。

  本年度も研究・研修に大いに取り組む1年となりますが会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 

2.総務部

総会,研修事業,役員会の準備及び運営を各部・各地区と連携を図りながら行ってまいります。各事業についてのご意見・ご要望 がありましたら,各地区の総務部員までお寄せください。

3.広報部

平成30年度もホームページを活用して,会員の皆さまの研究会活動や事務処理をサポートできるよう,活動していきたいと思います。
杜の風については,「杜の風60号」発行の際にいただいたアンケートを参考にし,会員の皆さまに 楽しみにしてもらえる「杜の風」にしていきたいと思います。
ホームページの内容については,より使いやすくなるよう,更新していきたいと思います。
チャットワークについては,登録に関する案内を引き続きしていきたいと思います。

※会員情報については,C4thでお尋ねください。
 

4.調査研究部

グランドデザインの策定を終え,目指す研究会活動が達成できるよう,現状や課題に合う内容について,調査研究部 本来の活動である@各種資料の収集・分析A継続的理論研究を行います。
他の部の活動とは異なり,会員相互の親睦や情報共有や日々の業務処理にすぐに還元できるものではありませんが,事務研究会の根幹を担う研究活動ですので,会員一人ひとりにとって有意義な研究となるよう,ご意見を伺いながら研究を進めていきたいと思います。ご協力をお願いいたします。
 

5.研修部

平成30年度は,例年通り事務研修T,Uを開催いたします。事務研修Tでは基礎・基本的な内容についての研修を,事務研修Uでは,各分野よりタイムリーな講師をお迎えし,ニーズに応えつつ資質向上につながるような研修ができるよう企画したいと思います。
今年度は,2年ぶりの研究大会となります。講演と,研究テーマに基づいたパネルディスカッションを予定しており,本研究会の未来について会員の皆様と思いを共有していく場になればと考えております。
今年度も学校間連携やチーム学校に関する情報等,研修を通じて発信していきたいと思います。
 

6.情報化推進部

例年どおり配布済ファイルの改良・修正をメインに進めていく予定です。
また現在ベータ版の備品整理ツールにつきまして早い段階で「正規版」となるよう改良する予定です。
なおエクセル勉強会ですが,昨年度の反省と要望をふまえ,修正しながら継続していく予定です。初心者向きの内容であるとともに「使える便利技」を紹介しながら進めていきたいと思います。

 
  

 

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